2009年07月11日

弊社が長期優良住宅に取り組む理由

弊社がなぜ、長期優良住宅づくりに取り組むのか?


それは、

お客様に高性能で良質の自然素材の健康住宅を提供し、

安心して長く維持管理し快適に暮らしていただくためです。


建築基準法の家は「良質な家」の基準ではなく、最低基準クリアを義務付けたものです。

今後、長期優良住宅が「良質な家」の基準となり、国が掲げるものさしの一つとなでしょう。

そして、これまで各社独自の方法で「良質な家」を造り続けたが、

今後、国で決めたものさしのほうが正しいとなり、その上で自然素材や無垢材の使用、

デザイン住宅、健康住宅へと取り組む必要があります。


今、大手ハウスメーカー、パワービルダー、分譲住宅会社、ローコスト系住宅会社

(特にタ○ホーム)と長期優良住宅をアピールし本格的に取り組み、

住まい手の関心や潜在需要が徐々に底上げされています。

そのため、弊社のような地域工務店でも国の掲げる「良質な家」(長期優良住宅)への

取り組みと、独自性(自然素材の健康住宅)への取り組みをしていきたいと考えています。


By 日置



  


Posted by 明石の日置建設 at 12:01Comments(0)200年住宅について

2009年07月10日

いろいろな報告

『長期優良住宅先導的モデル事業』ということで、
みなさんに、「長期優良住宅」について、広く知ってもらうという
事業目的もあります。



見学会は、最低2回行い、見学会の記録として
写真とチラシを提出することになっています。

「長期優良住宅」の普及には、30年間のメンテ計画が必要なので、
ビルダーだけでなく、住まい手にもしっかりとした認識が必要なんですね。

つまり、確実に30年間は点検・修繕を行うことを公的に作り手、そして住まい手が
約束するということなのです。

いままでにない制度ですが、住宅が「貯金箱」になる という視点を持つことが
大切な要素(=ストック社会)であり、これもひとつのエコ感覚でしょうか。  


Posted by 明石の日置建設 at 08:09Comments(0)200年住宅について

2009年06月25日

ちきゆう(地域木造優良)住宅

「HKWハウス五色山の家」の長期優良住宅先導的モデル事業は、

全建連の「ちきゅう住宅」が基礎となった住宅です。







「ちきゅう住宅」とは、

正式には、「ちきゆう(地域木造優良)住宅」といい、

地域の「ち」・・・

 地元の工務店や大工さんがその地域の風土に相性のいい工法で
 建てるという技術や伝統を受け継いでいます。

木造の「き」・・・

 木に親しみ、木の香りを好み、自然を愛する日本人の伝統が
 十分に活かされるのは、木のよさを取り入れた住宅づくりです。

優良の「ゆう」・・・
 
 建設中のチェック、住宅の10年保証など、お客様に安心して
 長くより快適に暮らしていただくため、ネットトワークや団体の
 サポートで、住宅づくりに取り組んでいます。



全建連(全国中小建築工事業連合会)は、地域工務店の全国組織です。

わが国唯一の公益団体として、住宅性能保証制度の立ち上げ、

普及の推進に協力するとともに、独自の品質基準と管理基準を備え、

品質保証体制を整備しています。

それが「ちきゆう(地域木造優良)住宅」です。

By  日置

  


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2009年06月17日

長期優良住宅に2つのモデル事業

長期優良住宅に補助金額と要件の違う2つのモデル事業がある。

長期優良住宅・・・

 補助金なし、性能評価は任意、30年以上の維持保全
 法案が成立したため、申請をし、登録をすればOK。

長期優良住宅先導モデル・・・(HKWハウス五色山の家)

 補助金200万円以下、性能評価は必要、60年以上の維持保全
 第一回採択分は受付終了。次は10月に再募集が始まる予定。

長期優良住宅普及モデル・・・(H21年度だけの新モデル事業)

 補助金100万円以下、性能評価は任意、30年以上の維持保全
 先着順の単年度モデルで、平成21年2/10までに完成報告書が必要。

長期優良住宅普及促進事業といい、
長期優良住宅先導的モデル事業(昨年の超長期住宅先導的モデル)の
普及版のモデル事業になります。

窓口 : 国土交通省住宅局木造住宅振興室

対象 : 地域の中小工務店(年間50戸未満)個人、団体共に可

補助 : 1戸あたり100万円以下
 
申し込み期限 : エントリー 平成21年6月4日~8月7日

交付申請 : 1社25戸までで5000戸になり次第締め切り

対象建物 : 平成22年2月10日までに完成、報告ができる建物

要件 :  長期優良住宅の認定を受けること
 
       所定の住宅履歴情報の整備
 
       建設過程の公開により、消費者等へ啓蒙

詳しくは、長期優良住宅普及促進事業のホームページをご覧ください。

By 日置  


Posted by 明石の日置建設 at 17:22Comments(0)200年住宅について

2009年06月16日

長期優良住宅説明会後

設計担当です。昨日、大阪科学技術センタービルでの長期優良住宅の説明会に参加してきました。

現時点では「長期優良住宅」「長期優良住宅普及モデル」「長期優良住宅先導モデル」と3つに分類されていまして 五色山の家は」「長期優良住宅先導モデル」になります。
(ガンダム風に言えば、先導モデル=先行量産型ガンダム 普及モデル=先行量産型ジム 長期優良住宅=ジム こんな感じかと思います。)

建物の基本性能は性能評価に準ずる内容で、建築基準法による一般住宅より強化されています。(先導モデルは他の二つよりもさらに強化されています。)また住宅履歴の取り方が性能評価よりも厳密になっるようです。しっかり建てて大切に住むってことですね。(二つのモデル事業は補助金も出ます。)

設計業務でも、エスキースの段階で構造の基本計画や将来の可変性を見越した仕事が要求されてきます。本来は当たり前のことなので、今まで野放しだった木造住宅にやっと一定の基準ができると歓迎しています。

最後に お台場1/1ガンダムを応援しています。(長期優良住宅とは正反対の仮設建築物ですが リサイクルするのかなぁ)


(潮風公園にそびえ立つガンダムの模型=東京都品川区の「船の科学館」で、梅村直承撮影)  


Posted by 明石の日置建設 at 15:18Comments(0)200年住宅について

2009年06月12日

日本人のゆとり

ちょっとショックかも・・・な
日本とヨーロッパの生涯収支の比較



ゆとりが多いですね・・・。
ヨーロッパの方って、オペラやバレエなどの観劇
子供がいても夫婦でお出かけ・・・など、雑誌にはいろいろ紹介されていますが、
そういった娯楽を楽しむ層が厚いのには、
こんな差があったのですね。

長期優良住宅が起爆剤となって、日本の住宅の評価が定まり、
建物が資産として、捕らえられるようになれば、日本もゆとりが増えるかもしれません。

住宅ローン払ったら、土地代の価値しかないのが、現状ですものね。

「長持ちするいい家」を普及して「ストック型社会」を実現したいものです。  
タグ :200年住宅


Posted by 明石の日置建設 at 13:19Comments(0)200年住宅について

2009年06月08日

国産材100%の木材使用

「全建連モデル」は、構造材、羽柄材を国産材100%使用します。

そのため、兵庫県産木材(杉の集成材)を主流にすべて国産材にしました。

6月6日にお客様と氷上の山と丹波市の製材所、篠山市のプレカット工場を見学。




原木と製材工場を見学。


原木から製材、加工、乾燥までを行っている工場、

オーケンウッドを訪問し、場内を説明していただきました。





木のチップの山で楽しそうに遊ぶ子供たち。

ご家族で参加していただき、子供様にはいい思い出に!




プレカット工場で加工の様子を見学。


実際にお客様に材料を加工、組立している過程を見ていただき、

ナカムラのプレカット工場内を説明をさせていただきました。


国産材を使うことにより、環境、地域の資源、産業への貢献を促します。

木材は、再生可能な人と環境にやさしい大切な資源です。

そして、県産木材の利用促進により、兵庫県下の森林を健全に育成します。


1日かけて、山から原木、製材、加工、プレカットという、

製造過程を見ていただくことにより、簡単に1日で棟上げができるまでに、

様々な工程をふまえ、家が造られていることを実感していただきました。


「HKハウス五色山の家」の上棟は6月12日予定です。

  


Posted by 明石の日置建設 at 10:16Comments(0)200年住宅について

2009年06月05日

住宅に関する考え方が大きく変わる法律!

住宅を長く大切に住み継いでいくための新たな住宅の法律が平成21年6月4日施工された。

それが、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」です。





「HKWハウス五色山の家」では、基礎工事中で埋め戻し作業中です。

コンクリート型枠をはずいて、外周の土の埋め戻し作業中で、

このあと基礎の天端レベルモルタルをします。





基礎も断熱性と気密性の確保のため、TBボード外張り断熱をしています。



この度の新たな法律、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」で、

今後の住宅産業をかたちづくる大きな流れの原流となるでしょう。


その事業の一環として、国土交通省は中小の工務店などが建設する長期優良住宅に

対して補助を行う「長期優良住宅普及促進事業」の募集を開始した。

対象となるのは、年間の新築住宅供給戸数が50戸程度未満の事業者が建てる

木造住宅で、長期優良住宅認定などの一定の条件を満たすもの。


それになんと! 最大100万円を補助がある。

さらに、住宅ローン減税と税制優遇がある。



詳しくは、長期優良住宅普及促進事業のホームページをご覧ください。

  


Posted by 明石の日置建設 at 09:03Comments(0)200年住宅について

2009年06月03日

住宅履歴情報とは・・・

前回、モデル事業になりうる理由その1で、

「いつでも必要な時に資産価値の高さを証明できる」住宅であることについて

述べましたが、実際には、どんな方法で、住宅の履歴情報を管理するのでしょう?

日置建設では、

全国中小建設工事業団体連合会の「全建連ちきゅう住宅国産材モデル住宅」を採用し、

取り組んでいますが、こちらで、長期にわたる情報管理体制が構築されています。


全建連の工務店サポートセンターが、第三者機関であるベターリビングとともに

履歴情報を管理することで、お客様への信頼性を高め、

住宅引渡し後の長期にわたる「家」情報の管理をする体制です。

言い換えるならば、

住宅の寿命延長をサポートしたり、将来の資産価値の向上を目指すことを目的とした

サポートシステムです。




  


Posted by 明石の日置建設 at 13:57Comments(0)200年住宅について

2009年05月21日

タイトル変更します

国土交通省にて、2008年度、長期優良住宅法に先行して
「超長期住宅先導的モデル事業」をスタートさせましたが、
現在、2009年度モデルより「長期優良住宅先導的モデル事業」に改称されました。

これは、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成20年12月に公布され、
平成21年6月4日に施行されますが、この法律名とモデル事業の名称を統一するためと思われます。

確かに、「超長期住宅」と「長期優良住宅」・・・・

2種類もあると ややこしいです・・・

法律の詳細は、国土交通省の長期優良住宅法関連情報のページをご覧ください。

税制上の優遇なども掲載されていますよ!
  


Posted by 明石の日置建設 at 14:36Comments(0)200年住宅について

2009年05月20日

長期優良住宅普及促進法

長期優良住宅の先導的モデル事業の「普及型」が登場!

長期優良住宅の認定をとると、1棟につき100万円が国より補助される。


長期優良住宅普及促進法とは、

長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅である「長期優良住宅」について、その建築及び維持保全に関する計画を認定する制度の創設を柱とする「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成20年12月に公布され、平成21年6月4日に施行されます。

 この法律では、長期優良住宅の普及の促進のため、構造躯体の劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、可変性、バリアフリー性、省エネルギー性の性能を有し、かつ、良好な景観の形成に配慮した居住環境や一定の住戸面積を有する住宅の建築計画及び一定の維持保全計画を策定して、所管行政庁に申請します。

当該計画の認定を受けた住宅については、認定長期優良住宅建築等計画に基づき、建築及び維持保全を行うこととなります。

(国土交通省のHPより)


上記「長期優良住宅普及促進法」の施行に伴い、国土交通省は長期優良住宅を

さらに浸透させるため、工務店レベルでも取り組める「普及型」を新設した。


長期優良住宅の先導的モデル事業の「普及型」の概要は、




・補助額は、1棟100万円 (50億円の予算計上)
・補助枠は、5000戸を予定している
・時期は、6月4日以降募集開始予定

・年間受注50戸の以下の工務店が対象
・長期優良住宅の認定を受けた住宅が対象
・住宅履歴情報の整備が条件
・1回以上の現場見学会の開催を義務付け







弊社では、上記「普及型」について積極的に取り組みます。

新しい情報が入り次第お届けします。  


Posted by 明石の日置建設 at 11:05Comments(0)200年住宅について