2009年06月29日

構造現場見学会 開催日決定!

今週の日曜日、7月5日に構造現場見学会を開催いたします。


チラシが完成しましたので、
見学会に興味のある方は、ご一報ください。
案内を郵送させていただきます。

なお、駐車場の関係により、ご予約いただいた方のみのご見学と
させていただいております。

  


Posted by 明石の日置建設 at 14:42Comments(0)「HKWハウス五色山の家

2009年06月25日

ちきゆう(地域木造優良)住宅

「HKWハウス五色山の家」の長期優良住宅先導的モデル事業は、

全建連の「ちきゅう住宅」が基礎となった住宅です。







「ちきゅう住宅」とは、

正式には、「ちきゆう(地域木造優良)住宅」といい、

地域の「ち」・・・

 地元の工務店や大工さんがその地域の風土に相性のいい工法で
 建てるという技術や伝統を受け継いでいます。

木造の「き」・・・

 木に親しみ、木の香りを好み、自然を愛する日本人の伝統が
 十分に活かされるのは、木のよさを取り入れた住宅づくりです。

優良の「ゆう」・・・
 
 建設中のチェック、住宅の10年保証など、お客様に安心して
 長くより快適に暮らしていただくため、ネットトワークや団体の
 サポートで、住宅づくりに取り組んでいます。



全建連(全国中小建築工事業連合会)は、地域工務店の全国組織です。

わが国唯一の公益団体として、住宅性能保証制度の立ち上げ、

普及の推進に協力するとともに、独自の品質基準と管理基準を備え、

品質保証体制を整備しています。

それが「ちきゆう(地域木造優良)住宅」です。

By  日置

  


Posted by 明石の日置建設 at 11:00Comments(0)200年住宅について

2009年06月20日

防腐、防蟻対策!

長期優良住宅でも薬剤散布による防腐、防蟻処理をていません。

それは、

断熱性と気密性が高い住宅の基礎や土台や柱に農薬系の

防腐、防蟻薬剤を散布するとどうなりますか?

当然、室内に薬剤が充満し、シロアリがいないのに住人が被害を受け、

大変なことになりますよね。


そこで、

薬剤散布による防腐、防蟻処理をせず、

建物の劣化等級3にするのにさまざまな取り組みをしています。




基礎は鉄筋コンクリート造のべた基礎とし、薬剤を使わない「バイオスASシート」を

基礎の下へ敷きこむことで、シロアリ対策を行っています。

また、基礎の外張り断熱工法に防蟻性能を持つ「TBボード」を使用。

その上で、



土台をヒノキの135角を使用し、柱は杉の120角、間柱はヒノキを使用しています。


シロアリに対する保証は、

バイオスASシートとTBボードを使用することにより、5年間、補修費300万円までの

保証がある。5年以降は、有料にて点検を行いさらに5年保証。



構造外壁面を腐食しない耐力面材「あんしんボード」にしています。


By 日置  


Posted by 明石の日置建設 at 15:18Comments(0)こだわり

2009年06月17日

長期優良住宅に2つのモデル事業

長期優良住宅に補助金額と要件の違う2つのモデル事業がある。

長期優良住宅・・・

 補助金なし、性能評価は任意、30年以上の維持保全
 法案が成立したため、申請をし、登録をすればOK。

長期優良住宅先導モデル・・・(HKWハウス五色山の家)

 補助金200万円以下、性能評価は必要、60年以上の維持保全
 第一回採択分は受付終了。次は10月に再募集が始まる予定。

長期優良住宅普及モデル・・・(H21年度だけの新モデル事業)

 補助金100万円以下、性能評価は任意、30年以上の維持保全
 先着順の単年度モデルで、平成21年2/10までに完成報告書が必要。

長期優良住宅普及促進事業といい、
長期優良住宅先導的モデル事業(昨年の超長期住宅先導的モデル)の
普及版のモデル事業になります。

窓口 : 国土交通省住宅局木造住宅振興室

対象 : 地域の中小工務店(年間50戸未満)個人、団体共に可

補助 : 1戸あたり100万円以下
 
申し込み期限 : エントリー 平成21年6月4日~8月7日

交付申請 : 1社25戸までで5000戸になり次第締め切り

対象建物 : 平成22年2月10日までに完成、報告ができる建物

要件 :  長期優良住宅の認定を受けること
 
       所定の住宅履歴情報の整備
 
       建設過程の公開により、消費者等へ啓蒙

詳しくは、長期優良住宅普及促進事業のホームページをご覧ください。

By 日置  


Posted by 明石の日置建設 at 17:22Comments(0)200年住宅について

2009年06月16日

長期優良住宅説明会後

設計担当です。昨日、大阪科学技術センタービルでの長期優良住宅の説明会に参加してきました。

現時点では「長期優良住宅」「長期優良住宅普及モデル」「長期優良住宅先導モデル」と3つに分類されていまして 五色山の家は」「長期優良住宅先導モデル」になります。
(ガンダム風に言えば、先導モデル=先行量産型ガンダム 普及モデル=先行量産型ジム 長期優良住宅=ジム こんな感じかと思います。)

建物の基本性能は性能評価に準ずる内容で、建築基準法による一般住宅より強化されています。(先導モデルは他の二つよりもさらに強化されています。)また住宅履歴の取り方が性能評価よりも厳密になっるようです。しっかり建てて大切に住むってことですね。(二つのモデル事業は補助金も出ます。)

設計業務でも、エスキースの段階で構造の基本計画や将来の可変性を見越した仕事が要求されてきます。本来は当たり前のことなので、今まで野放しだった木造住宅にやっと一定の基準ができると歓迎しています。

最後に お台場1/1ガンダムを応援しています。(長期優良住宅とは正反対の仮設建築物ですが リサイクルするのかなぁ)


(潮風公園にそびえ立つガンダムの模型=東京都品川区の「船の科学館」で、梅村直承撮影)  


Posted by 明石の日置建設 at 15:18Comments(0)200年住宅について

2009年06月13日

木の構造躯体が組み上がりました

梅雨入りし、少し暑いぐらいでしたが、お天気に恵まれ、無事上棟しました。



棟が上がり、大屋根の断熱材と屋根下地工事まで完了。



暑い中、昼までに2階の梁の取り付けができました。



簡単な上棟祭で建物の隅清めしていただきました。


家の柱立てを終えて、棟木(むなぎ)を上げるにあたり、工事安全と建物の

堅固長久を祈念する祭儀を「上棟祭」あるいは「棟上げ(むねあげ)」といいます。

「上棟祭」は、上棟幣を棟木に飾り、酒、洗い米、塩をお供えし、四方払いをし、

祝詞を奏上させていただいて、簡単な直会をします。



上棟のお祝いにお施主様のご好意で食事をいただきました。


By 日置
  


Posted by 明石の日置建設 at 15:17Comments(0)施工状況

2009年06月12日

日本人のゆとり

ちょっとショックかも・・・な
日本とヨーロッパの生涯収支の比較



ゆとりが多いですね・・・。
ヨーロッパの方って、オペラやバレエなどの観劇
子供がいても夫婦でお出かけ・・・など、雑誌にはいろいろ紹介されていますが、
そういった娯楽を楽しむ層が厚いのには、
こんな差があったのですね。

長期優良住宅が起爆剤となって、日本の住宅の評価が定まり、
建物が資産として、捕らえられるようになれば、日本もゆとりが増えるかもしれません。

住宅ローン払ったら、土地代の価値しかないのが、現状ですものね。

「長持ちするいい家」を普及して「ストック型社会」を実現したいものです。  
タグ :200年住宅


Posted by 明石の日置建設 at 13:19Comments(0)200年住宅について

2009年06月11日

給排水先行配管

外張り断熱の基礎工事と給排水先行配管工事が完了。



天端のレベル調整が終わり、べた基礎工事が完了。


基礎の外は、防蟻性能を持つ木造住宅基礎外断熱材「TBボード」です。

詳しくは、ウッドハウスのホームページの「TBボード工法」をご覧ください。




べた基礎に給排水の先行配管工事をしました。


配管の維持管理をする上で、さや管工法を採用。

給排水配管をさや管工法で配管することにより、給排水管の抜き差しも

コンクリート躯体に影響を与えず、点検・補修がスムーズに行えます。


そして、さや管の隙間をコーキングと防蟻用ウレタンで詰めます。

隙間を埋めて、気密性の確保と薬剤を使わないシロアリ対策のためです。

By : 日置   


Posted by 明石の日置建設 at 08:20Comments(0)施工状況

2009年06月10日

検査報告①

設計担当です。 今回から週一ペースでブログに参加していきますのでよろしくお願いします。

「HKWハウス五色山の家」では、全県連のちきゅう住宅検査員として、現場管理(工事記録、現場検査)をしながら 並行して建設性能評価の申請と施工状況報告、検査立会を担当します。

現在の状況は5/25の基礎配筋時の検査を終えて、次の検査までの状況を記録確認中です。

一回目の検査では、開口部の補強とHDアンカーの追加を指摘されましたが、事前の検査で把握していたので、混乱もなく無事に進み現在に至っています。

今日、土台敷設だったので、継手の位置等を確認しました。あとは資料をまとめて、兵庫確認検査機構に構造検査前の報告です。



次回からは検査の報告が無いときは、その時思ったことなどUPしたいと思います。  
タグ :200年住宅


Posted by 明石の日置建設 at 19:24Comments(0)検査報告

2009年06月08日

国産材100%の木材使用

「全建連モデル」は、構造材、羽柄材を国産材100%使用します。

そのため、兵庫県産木材(杉の集成材)を主流にすべて国産材にしました。

6月6日にお客様と氷上の山と丹波市の製材所、篠山市のプレカット工場を見学。




原木と製材工場を見学。


原木から製材、加工、乾燥までを行っている工場、

オーケンウッドを訪問し、場内を説明していただきました。





木のチップの山で楽しそうに遊ぶ子供たち。

ご家族で参加していただき、子供様にはいい思い出に!




プレカット工場で加工の様子を見学。


実際にお客様に材料を加工、組立している過程を見ていただき、

ナカムラのプレカット工場内を説明をさせていただきました。


国産材を使うことにより、環境、地域の資源、産業への貢献を促します。

木材は、再生可能な人と環境にやさしい大切な資源です。

そして、県産木材の利用促進により、兵庫県下の森林を健全に育成します。


1日かけて、山から原木、製材、加工、プレカットという、

製造過程を見ていただくことにより、簡単に1日で棟上げができるまでに、

様々な工程をふまえ、家が造られていることを実感していただきました。


「HKハウス五色山の家」の上棟は6月12日予定です。

  


Posted by 明石の日置建設 at 10:16Comments(0)200年住宅について

2009年06月05日

住宅に関する考え方が大きく変わる法律!

住宅を長く大切に住み継いでいくための新たな住宅の法律が平成21年6月4日施工された。

それが、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」です。





「HKWハウス五色山の家」では、基礎工事中で埋め戻し作業中です。

コンクリート型枠をはずいて、外周の土の埋め戻し作業中で、

このあと基礎の天端レベルモルタルをします。





基礎も断熱性と気密性の確保のため、TBボード外張り断熱をしています。



この度の新たな法律、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」で、

今後の住宅産業をかたちづくる大きな流れの原流となるでしょう。


その事業の一環として、国土交通省は中小の工務店などが建設する長期優良住宅に

対して補助を行う「長期優良住宅普及促進事業」の募集を開始した。

対象となるのは、年間の新築住宅供給戸数が50戸程度未満の事業者が建てる

木造住宅で、長期優良住宅認定などの一定の条件を満たすもの。


それになんと! 最大100万円を補助がある。

さらに、住宅ローン減税と税制優遇がある。



詳しくは、長期優良住宅普及促進事業のホームページをご覧ください。

  


Posted by 明石の日置建設 at 09:03Comments(0)200年住宅について

2009年06月03日

住宅履歴情報とは・・・

前回、モデル事業になりうる理由その1で、

「いつでも必要な時に資産価値の高さを証明できる」住宅であることについて

述べましたが、実際には、どんな方法で、住宅の履歴情報を管理するのでしょう?

日置建設では、

全国中小建設工事業団体連合会の「全建連ちきゅう住宅国産材モデル住宅」を採用し、

取り組んでいますが、こちらで、長期にわたる情報管理体制が構築されています。


全建連の工務店サポートセンターが、第三者機関であるベターリビングとともに

履歴情報を管理することで、お客様への信頼性を高め、

住宅引渡し後の長期にわたる「家」情報の管理をする体制です。

言い換えるならば、

住宅の寿命延長をサポートしたり、将来の資産価値の向上を目指すことを目的とした

サポートシステムです。




  


Posted by 明石の日置建設 at 13:57Comments(0)200年住宅について

2009年06月02日

構造躯体(基礎)の耐久性能

只今、基礎工事中で、基礎のベースと立上りコンクリートの打設完了。



基礎ベース部分のコンクリートをポンプ車で打設作業中です。


先導的モデル事業に必要な基本性能。

構造躯体(基礎)の耐久性について

・基礎の立上り部分の幅を15cm以上確保する。

・基礎に用いるコンクリートは強度30N以上を確保する。
 (通常強度は、21Nか24Nを使っています。)
  
 強度30Nを使う理由:
中性化速度とコンクリート強度は、ほぼ比例関係にあり、建築学会で大規模補修不要予定期間100年の場合、耐久設計コンクリート強度は、30N/m㎡なるので、中性化を考慮して30Nに設定しているそうです。

・コンクリート強度試験は第三者機関で行う。
 (コンクリートの打設前に配合報告書を提出、打設中に現場でコンクリートを採取、それを1週間と4週間の養生、それぞれのコンクリートを第三者機関にて破壊試験を行い強度を確認する。)




基礎ベース部分の打設が終わり、コテでならしました。



その後、立上りの型枠をして、通りをみてかため作業をしました。



そして、ポンプ車で立上りの基礎コンクリートを打設作業中。

  


Posted by 明石の日置建設 at 10:12Comments(0)「HKWハウス五色山の家