2010年02月27日

設計後記 清水の家

設計担当です

今回は、清水の家についてのあとがきです。
既にプランがほぼ完成している段階で途中参加する形でお施主さんにお目にかかりました。
プランを見せてもらって、気になる点があったので会社に対してはどうかと思いましたが、
出来ればお施主さんからプランの練り直しが頂けるように言葉を選びながらお話しました。
幸い別案も見てみたいと思って頂けたので、引き継ぐことになり打ち合わせが始まりました。

1か所、構造負荷が大きかったことと 家の向きが違うと思ったのが第一印象でした。
あと水周り関係の整理がしきれていなかったこと(要望の大きさが感じられました。)
それらを解決しつつ、既存プランから読める内容を反映して基本計画をまとめました。
その後は、お施主さんとお話しながら精度を高めて着工に至りました。
着工後も様々な出来事がありましたが、昨日引っ越しメール頂きました。

清水の家には階段にアクセントのタイルが貼ってあります。
奥さんが何処かに使いたいとお考えだったのを 監督が好い感じに仕上げてくれています。
おそらくポルトガルのタイルだと思います。



(写真はポルトガル第2の都市ポルトにあるサンデルイフォンソ教会 タイルで飾られています。)

お子さんが泣いたり笑ったり、印象深い打ち合わせでした。
ご主人の「強い子に育てたい」と言う言葉が記憶にあります。
ポルトガルの太陽の様に、元気なお家になればと思います。

ポルトの町は建築家アルヴァロ・シザが本拠とする町でもあります。
美しい建築は美しい町から生まれるのかなぁ 住んでみたい町です。  


Posted by 明石の日置建設 at 11:08Comments(0)HKハウス清水の家