2010年10月30日

HKハウスの新たな工法の「松江の家」

長期優良住宅先導的モデル「HKハウス松江の家」の断熱と構造!




現場では、屋根瓦葺きと外部の耐力面材・断熱材の施工中です。




屋根では、淡路のいぶし瓦を葺いています。





外壁では、外張り断熱は「フェノバボード」を使用しました。

フェノバボードの特徴は、

・ 卓越した断熱性能
・長期断熱性能維持
・ノンフロン建材
・安心の防火性能
・金属腐食防止

今回採用した理由として、

内部は真壁(柱を化粧と見せる工法)で、耐火性能の確保のため、

「フェノバボード」は、プラスチック系の断熱材は火に弱い弱点を克服し、

燃焼時にも表面が炭化するだけで、燃え広がりにくい性質を持っています。

また、一酸化炭素や二酸化炭素の発生量がとても少なく、過去の火災事故で

深刻な被害を出したとされる有毒なシアンガスは、一切発生しません。





柱には宮崎県の杉で「双子柱」、梁も杉の集成材を採用しました。

「双子柱」とは、

柱を2分割し、低温乾燥により木材内外の割れを極限までなくし、

木材本体の色艶・調湿性を損なうことなく構造用強度性能を持つ、

意匠と強度を克服した新しい集成柱で、JAS認証も取得しています。


特徴は、

・無垢材に見え、化粧柱に最適
・無垢材同様の色艶・調湿性を維持
・杉のいい香りが漂う
・間伐材利用のため森林保護でエコ
・国産材で杉のため価格が安定
・長期優良住宅に対応(120角のため薬剤塗布不要)



柱一本づつこのように性能証明書が付いています。



この度、「HKハウス松江の家」の構造現場見学会を開催します。


日時 : 11月3日(祝日) 13:00~16:00 

場所 : 明石市松江79-12

内容 : 構造現場見学会と家づくりセミナー

但し、事前予約が必要ですので、事前にご連絡ください。


見学会の詳しい内容は、弊社イベント情報をご覧ください。


  


Posted by 明石の日置建設 at 20:25Comments(0)HKハウス松江の家

2010年10月26日

検査報告 溝之口の家

設計担当です。

10/21、溝之口の家の配筋検査がありました。
普段は検査前に事前に一度見に来るのですが、今回は先週末から軽く体調不良で
時間が取れずぶっつけ本番の検査になりました。



このお家はLDKの間口が少し大きめな計画なので
LDK中央の基礎梁の鉄筋を 主筋2-D19という
普段使わない仕様で計画していましたが それが仇になったのか
通常の1-D19の補強だと現場で勘違いが起こり 主筋が1本不足した状態でした。 
D19は常用では無いので 手持ちで対応することにし 3-D13を追加に変更
検査員の了承を得て即時是正 他に細かな訂正をして 無事終了となりました。
結果的には手直し分の方が強固になったと思います。

このお家は建設性能評価を申請しています。
僕はこの制度の利用をお施主さんに勧めています。
この制度を理解すれば 長期優良住宅の実情が解りますし
工務店が制度を利用可能か否かは、現場監理力の一定の指針になります。

良いお家を求める場合 この様なことも大切にして頂けたらと思います











  


Posted by 明石の日置建設 at 10:25Comments(0)検査報告

2010年10月23日

「蓮池の家」上棟前に製材所・加工場を見学

「HKハウス蓮池の家」で兵庫県産木材(杉の集成材)を使い、

上棟前に材木(柱・梁・パネル)の加工状況をご覧いただくため、

お客様に丹波市の製材所と篠山市のプレカット工場の見学ツアーを企画。




先日土曜日の朝、まずは、原木から製材、加工、乾燥までを行っている工場、

オーケンウッドを訪問し、場内を説明していただき、記念写真。


昼食は、

藁ぶき屋根古民家を移築して造ったお蕎麦屋さん「自然薯庵」で食事。


次に、午後から




実際にお客様に材料を加工、組立している過程を見ていただき、

ナカムラのプレカット工場内を工場長に説明をさせていただきました。




プレカット工場で材木の加工の様子をより説明。


1日かけて、原木、製材、加工、プレカット、組み立てという、

製造過程を見ていただくことにより、簡単に1日で棟上げができるまでに、

様々な工程をふまえ、家が造られていることを実感していただきました。




ご家族で参加していただき、子供様にはいい思い出に!




昨日「HKハウス蓮池の家」は無事上棟しました。



この度は、兵庫県産木材利用木造住宅特別融資制度を利用されるということで、

兵庫県の森林整備が進む伐採可能の山からの木と製材所と加工場を見学。


木材は、再生可能な人と環境にやさしい大切な資源です。

そして、兵庫県産木材の利用促進により、県下の森林を健全に育成します。

兵庫県では、その兵庫県産木材を利用することで、特別融資制度を実施。

融資金利は1.2%の25年以内の全期間固定金利。


詳しくは、兵庫県産木材利用木造住宅特別融資制度のホームページをご覧ください。

  


Posted by 明石の日置建設 at 08:10Comments(0)HKハウス蓮池の家

2010年10月21日

構造見学会で建築家によるセミナー

先週の土曜日、長期優良住宅普及促進事業「HKハウス太寺Ⅱの家」の構造見学会。




明るい吹き抜け空間のある家で、実際には数値を超えた空間の広がりがあります。


その吹抜け空間から見下ろしてみると、

その日は予約の人数が確定したため、もっと建物に対して関心を持ってもらおうと、

建築家「スペースプロの岡田氏」に「家づくりセミナー」をしていただきました。




内容は、「もっとマイストーリーのある家を」ということで、

今までの経験と実例をもとに、画像やスケッチを見て頂きながら説明。


熱心にみなさんセミナーを聴いて頂き、自分だけの物語のある家を

楽しみながらつくることで、家に対する思いがちがってくることを実感。




その後、子どもさんもたくさん来られ、賑やかな構造見学会となりました。




現場の外では、看板シートとのぼりを建てて、長期優良住宅をPR!

というのも、

平成22年度「木のいえ整備促進事業(長期優良住宅普及促進事業)」は、

120万円の補助金を国土交通省からいただく条件として、

「建設過程の公開により、関連事業者や消費者等への啓発を行うこと」と

あり、特に構造見学会は必須なっていて、お施主様了承のもと開催。



  


Posted by 明石の日置建設 at 08:00Comments(0)HKハウス太寺Ⅱの家

2010年10月18日

丸太の大黒柱がある今民家、上棟!

先日土曜日、今民家「HKハウス松江の家」が晴天に恵まれ無事上棟!




建物の中心にまっすぐに建つ直径30cmの丸太の大黒柱!





1階部分が組み上がり、2階床から存在感のある丸太の大黒柱

2階から瀬戸内海が見え、すぐ近くに松江の海岸があります。




朝からレッカーで順調に作業を行いました。




2階の梁も組み上がり、しっかりと建物を支える大黒柱




夕方には、棟が上がり、垂木を流してコンパネ張りまで完了





暗くなる前に、お施主様のご家族の記念写真を撮影しました。




その後、上棟式を行い、子どもさんも一緒に建物の隅清めをしました。



  


Posted by 明石の日置建設 at 08:00Comments(0)HKハウス松江の家

2010年10月15日

設計雑談

アンニョンハセヨ! 設計担当です。

煮詰まった頭の整理も兼ねて今回は雑談です。
住宅誌「住宅特集」を見ていて朝鮮張りが載っていたので
9月の韓国旅行で写真撮っていたのを思い出しました。ご紹介します。
オンドルと並ぶ韓屋の特徴の一つです。 良く見る床板の並びと違うの解ります?

お城の見張台















本物は床組みの間に床板を落とし込む力強いものでした。
観光客以外にも、中学生っぽい子たちが写生していたり 人が実際に使っています。

博物館にて




























移設家屋でしょうか 1/1です。
どうやらプライベートな屋内より 外部寄りのエリアで使われるようです。
やはり建物は使われてないとダメですね お城で見た方が良かったです。



おまけ

お城VS博物館 美女軍団編
それぞれの場所で3人組みの写真を撮る機会がありました。

博物館にて


お城にて


((((((;゜Д゜))))))ガクガクブルブル

他意はありません。ブログ続けさせて下さい。m(__)m



  

Posted by 明石の日置建設 at 13:00Comments(0)雑談

2010年10月15日

木造で最高耐震性の構造躯体を見学可能

長期優良住宅普及促進事業の「HKハウス太寺Ⅱの家」は

「耐震等級3」という木造住宅で最高の耐震性能を確保しました。

また、「省エネ等級4」という最高の省エネ性能「次世代省エネルギー基準」の

断熱性能を確保した上、気密性能もC値0.7㎡/m3以下を目指します。

さらに、「劣化対策等級3」という木造構造躯体の耐久性能を確保しました。


10月16日土曜日の13時から15時 構造現場見学会を開催します。


構造見学会では、

長期優良住宅の構造材躯体・外張り断熱材をご覧いただけます。

仕上がってから見れない構造・金物・配管・下地等を弊社が自信を持って公開!

現場は、




外壁構造用耐力面材を貼り、アルミ樹脂複合サッシ取付け完了。




構造躯体に外部のサッシが取り付けられた状態です。




ペアガラスが運び込まれ、はめ込んでいきます。




外部のサッシが取り付けられ、ガラスのはめ込み作業中です。


構造見学会の詳細は、弊社イベント情報をご覧ください。

それと申し訳ございませんが、予約制のため事前にご連絡お願いします。

日置建設へ 078-936-4320もしくはメールでお願いします。

  


Posted by 明石の日置建設 at 08:27Comments(0)HKハウス太寺Ⅱの家

2010年10月11日

今民家、松江の家、古民家風に塗装

長期優良住宅先導的モデル事業の「HKハウス松江の家」の基礎工事中




基礎の外周に外断熱(TBボード)を立ち上がり幅が18センチの

コンクリートと一体打ちにした頑丈な基礎の工事中




排水配管の維持管理をする上で、さや管工法を採用。




べた基礎が完成し、給排水の先行配管工事中

給排水配管をさや管ヘッダー工法で配管することにより、給排水管の抜き差しも

コンクリート躯体に影響を与えず、点検・補修がスムーズに行えます。


そして、さや管の隙間をコーキングと防蟻用ウレタンで詰めます。

隙間を埋めて、気密性の確保と薬剤を使わないシロアリ対策のためです。



古民家風に仕上げるため、

上棟前に、プレカット工場でお施主様と塗装作業。




ヨドプレの屋根付工場をお借りして、昨日今日と奥様と塗装作業中。

塗料は、リボス社の自然健康塗料でカルデット黒壇です。


他にも直径30cm大黒柱に、古材の梁もあり、古材建具を使用し、

2階の階高を抑えた本格的な古民家風住宅「今民家」です。


10月16日(土)に上棟予定です。夕方、見学可能です。

建て方の様子を見学したい方は、ご連絡ください。



  


Posted by 明石の日置建設 at 10:00Comments(0)HKハウス松江の家

2010年10月09日

「太寺Ⅱの家」で建物上棟し、見学会開催

デザイン住宅「HKハウス太寺Ⅱの家」が先日上棟。




外張り断熱の基礎が完成した状況。




その後、土台を据えて、




先行足場を組んで、上棟の準備万端。




上棟時、朝からレッカーで構造材の建て方、外壁のパネルもはめて、

夕方には、ようやく屋根仕舞いの作業中です。




屋根の上では、外張り断熱材「アキレスのキューワンボード」を貼り、

ジョイントを防水テープで貼り、通気胴縁で断熱材を固定していきます。




最後に、雨の降込み養生まで行い作業は終了です。


この度、構造現場見学会を開催します。


日時 : 10月16日(土) 13:00~15:00 

場所 : 明石市太寺2丁目2番20号

内容 : 構造現場見学会

・長期優良住宅の構造をつつみ隠さずご覧いただけます。
・スペースプロ岡田氏とコラボレーションしたデザイン住宅です。
・事前予約が必要ですので、事前にご連絡ください。

見学会参加の方は、日経ホームビルダーという「家づくりの実務情報誌」よりの

「2010年家づくりお得・安心ガイド」の冊子を差し上げます。

内容は、自然素材住宅のススメ
10/7のブログをご覧ください。


見学会の詳しい内容は、弊社イベント情報をご覧ください。

まもなく、チラシができますので、後日アップします。


  


Posted by 明石の日置建設 at 12:53Comments(0)HKハウス太寺Ⅱの家

2010年10月03日

先導的モデル2010の基礎とは?

「HKハウス松江の家」は長期優良住宅先導モデル事業で、国より採択された

「全建連・地球木造優良(ちきゆう)住宅先導システム国産材モデル2010提案」です。

2010年度は、地域環境に応じた、2つの型を提案され、今回、「街なか型」を採用。

「長期優良住宅先導モデル」は、2008年度より国土交通省に応募して採択された

先導的な提案を含んだ補助事業モデルであり、1棟当たり最大200万円を限度に

補助される事業となっています。


2010年度版先導モデル事業の特徴は、

・長期優良住宅の認定通知書と設計性能評価書を取得する

・構造材、羽柄材まで100%国産材を使用する。

・コンクリート強度は30Nとし、第三者強度試験も行う。

・CASBEE評価員による評価でB+以上取得する。

(これからの住宅に求められる環境性能の向上にむけ「CASBEEすまい(戸建)」
の評価を導入し、評価員による評価でB+以上を取得することとした。)

・維持保全計画の確実化・円滑化を図る。

(長期優良住宅の施工や維持保全計画をより確実化・円滑化するため工事記録書を
「工事記録システム」に、住宅履歴書を「住宅履歴情報管理システム」へ進化させる。)

・それと、基礎コンクリートの中性化対策として、基礎の外周部で

立ち上がり幅を「18cm」確保した。

詳しくは、工務店サポートセンターをご覧ください。

 


基礎の掘削工事を施工中




バイオスAS基礎シートというシロアリ対策防蟻シートを全面敷き込み完了。




基礎の外周型枠、外断熱(TBボード)工事と鉄筋の配筋工事中です。

この外周部の立ち上がり幅が18センチです。





配筋完了し、「建設性能評価」の基礎検査も合格。




その後、土間コンクリート打設。
  


Posted by 明石の日置建設 at 23:46Comments(0)HKハウス松江の家